だいちゃん1万G(MYOJO 2013.12月号)

久しぶりにはてな開いたら、8月に4月の公演のレポ書いてて時空歪んでた。

ツアーも終わって腑抜けになっているところだけど、私自身としてはたまにはゆっくりする冬もいいかなと。
で、なんか気を抜いてたら先月末発売のMyojoで「来月から1万字はHey!Say!JUMP編に突入!第一回は有岡大貴!!」みたいな予告あったんスよ・・・これ本当にあった怖い話ですよ。
一報を聞いて最初に「うええええええやだあああああああああああああああああ」ってまず思ったよね。まず思ったっていうか発売までずっと思ってた。
読みたいような読みたくないような。
むしろMyojo購入してからは、いつ読もうかな〜まだあとでいいかな〜って夏休みの宿題のような早く片付ければ楽になるとわかっているけど後回しにしたい案件になり、Myojo発売日の夜に腹くくって読みました。

この感想にはモンペ兼エスパーが入り混じるのでご了承ください。

だいちゃんの1万字はだいちゃんらしい前向きさでまとめられてて全体通してあんまり湿っぽさを感じなくて、さらりと読みやすかった。なにより写真がかわいい。

読みやすかったのは感情的な表現があんまりなかったからかな。涙を誘うような文章ではなかった。これはいい意味で。
でも読み終わった後に、そういえばあのときこういうことあったな〜とか当時を振り返ったりしていく中でじわじわと1万字で語られた言葉が心にまた広がっていくスルメ感はまさにだいちゃんそのものだなと。

話題を切り出すのはインタビュアー発信のようにも感じたけど、何をどう話すか慎重に言葉を選んで話してるのが伝わるし、だいちゃんってあんまり弱いところを見せたくないんじゃないかなって感じるところが前からあって(かっこいい)、きっと知らないところでいっぱい苦労や努力をしてるんだけどその中で結果を出せたものにしか話してくれない気がする(かっこいい)。それが今回の1万字なのかな。
慎重すぎるくらいの慎重な言葉選びは震災後に被災3県(だっけ?)宛てに届いたメッセージでも感じた覚えがある。
「どうか元気でいて!」「未来は良くなる!」的な前向きなメッセージが多い中で、だいちゃんのメッセージは

少しでも皆の力になれるようにこれからも歌、ダンスを頑張り
笑顔を届けていけたらいいなと思います。
                         有岡大貴

っていう寄り添ってくれてるようで少し距離をあけているようなよそよそしさがあって、それはだいちゃんがデビュー決まったあとにジュニアに対してありがとうもごめんねも言えない、自分は相手の立場にはなれないからかける言葉が見当たらなくて飲み込んでる痛みのようにも感じて胸がキュッとなります。
だいちゃんだってつらいのに、そういうときに人を思いやることができるやさしいところが大好きです。

鹿児島の話も、友達と「一人旅ってさ〜けっこうキテるときにしたくなるよね〜だいちゃん病んでんのかな…w」って話してたから「あ…やっぱり……」みたいな部分もあったんだけど、旅行中に仕事断ることになったのも、だいちゃんの性格上、最初から予定があるってわかってたらさすがに空港着いた時点で日帰りで行ける場所探してただろうし、そこで強い意志を持って仕事断って旅を続けたってのはその時点でNEW有岡大貴が生まれ始めてたのかもしれないね。
だいちゃんは、自分の特技を探してるけど、特技っていうか例えば楽器とか自分といえばコレ!ってわかりやすいアイコンがほしいのかな。
はっきり言うよ?!だいちゃんの特技は人を笑顔にすることだよ!
見ていると自然とニコニコしちゃう、なんだか安心してあったかくて心地よくて、だいちゃんのこと「ミスターめぐリズム」と呼びたい。

1万字文章全体とおしてだいちゃんのあったかさに包まれてるな〜という印象で、だいちゃんってナイーブな部分わりとあると思うんだけど、それを感じさせない・表に出さない強さを持ってるだいちゃんのことだからこれから先もきっともっと上を目指せると思うし、09年のドームで感じたような「これが思い描いていた景色だ」って思えるような一番だと思う景色がどんどん更新されるといいな、いやきっとだいちゃんやじゃんぷのみんななら叶えられるはず、そしてそのときには自分もその場に立ち会って見届けたいなと思いました。
やっぱりだいちゃんのこと好きだな〜好きになってよかったな〜と思える1万字でした。おわり